2006年度実施の「横浜市の文化芸術団体に関する調査・市と市民が協働して開発・研究するわが街横浜のニーズ」を基に地域芸術文化活動支援事業「アスハマ」が創設されました。
調査対象団体は、横浜全域の市民文化活動30団体。横浜市と「よこはま市民メセナ協会」が協働して、市内の文化芸術団体に関する調査を実施し、活動実践の場での課題や文化政策に必要と感じている支援について、率直な意見や現場の声を調査するため、活動団体からのヒアリングやアンケート調査を実施しました。
この調査研究をもとに地域芸術文化活動支援事業補助金・公募型助成制度・愛称「アスハマ」が創設されました。従来型の事業補助ではなく、調査研究の結果による市民文化団体のニーズの把握等に基づいての効果的な項目に焦点（会場経費やリハーサル会場費、広報経費等）をあてた画期的な助成制度ができたのです。
第一回 2007年度
第二回 2008年度（横浜市から横浜市芸術文化振興財団に移行）
第三回 2009年度
各回、演劇や音楽、アートなど様々な文化団体から応募があり、年々応募団体がふえてきています。
横浜芸術文化振興財団・アスハマで検索
直接市内の各団体を訪問、調査分析、報告書を作成し、そうした調査結果がこの制度に反映したことは、文化支援をミッションとする市民メセナとして意義深い取り組みでありました。今後も市民メセナの立場から「文化芸術による街づくり」に微力ではありますが、力をつくしていきたいと一同考えております。
本件に関するお問い合わせは「横浜市芸術文化振興財団」へ